女神イシスのメッセージ 9月 9日瞑想会 「慈悲 慈愛」
私はイシスと申します
このチャネラーを通じ、ここに降りてきて
皆さんとお話をすることができることに感謝を申し上げます
今、皆さんにお伝えしたいこと
それは、慈悲、慈愛の心を持つということです
私は地球を見るときに
愛するわが子たちを見るように、皆さんのことを見ています
今、もちろんこれまでも、そしてこれからも
この地上で肉体を持って人生を、社会を生きるということは
たくさんの喜びや、幸せなことがあり
夢や希望があり、日々楽しいことがもちろんあります
そんな素晴らしい人生があるかもしれませんが
もちろん苦しいこと悲しいこと、どうにもならないこと
時には絶望を味わったり、すべてが嫌になるときもあるでしょう
そのような様々な体験を皆さんはしてきましたし
今もしていらっしゃるし、これからもしていかれるでしょう
多くの愛するわが子たちが、そのように人生を生きており
そして、楽しいこと、幸せなこと、嬉しいこともたくさんあるけども
やはり人生を生きていくというのは、なかなか難しいものです
人生ではいろんなことに悩み、苦しみ
そして神や宇宙が皆さんに望むものは、皆さんの成長であるため
常々宇宙は皆さんのために成長のためのレッスンを与えていきます
皆さんがレッスンを受け取り成長する、学ぶということは
人間的な、現実的な言い方をすると
それはやはり困難であったり、人間関係の難しさ、苦しさであったり
人生の様々な側面における困窮であったりするわけです
ですから、皆さんの成長のためにそのように
様々な壁、難しい人間関係、課題、といったものがやってくるのです
それが人生というものですが、その人生を生きていく上で
色んなことに気づき、学んでいくこと
人生はそういうものだ
様々な試練や学び、課題というものがやってくるのだ
といったことに自ら気づく
そして試練や課題があるからこそ強くもなれるし
優しくもなれるし、人の心がわかるようにもなれるし
また、大きな壁を乗り越えるたびに人生を生きる力がついてくる
だからこそ、人生でやってくる試練は
すべてありがたいことであり、喜びなのだ
というように気づいていかれることでしょう
そこまで、悟った方々は
どんな逆境がこようとも、苦しいことがあろうとも
それに感謝さえして、それに喜びさえ覚え
謙虚にそれを受け止め、それを逃げることなく直視し
対峙し、生き抜いていく
そしてまた一周りも二周りも人として成長する
そのように生きておられることでしょう
そこまであらゆることを乗り越え、気づき
人生というものを理解していくと
人生のあらゆることに感謝の気持ちがうまれ
喜びが生まれ、本当の意味での喜びの人生となっていくでしょう
そこまで、到達するときには本当の意味で
人生にどんなことが起きても、ぶれることない
常に中庸でいられるあなたへと成長していかれますが
そこに到達するまでは、誰もがもがき苦しむわけです
人生で起きてくるあらゆることに対し
文句を言ったり、もしくは自分のせいではなく
誰かのせいにしたくなったり
社会のせいでこうなんだ
親のせいでこうなんだ
人にこんなこと言われたからこうなんだとか
そして、被害者意識をもってしまったり
また、人生はそのように悲しい、切ないものなんだ
という風に受けとめて、常に悲しみの中にい続けてしまったり
また、人生は自分の力ではどうにもならないんだと信じ込んでいると
自分の力を永遠に発揮できない人生になってしまったり
そのように、多くの方々が苦しんだり、
悲しんだり、切ない想いを持ち続けていたり
また人生で起きたことに対して傷を負って
それがなかなか癒されない状態で生き続けていたり
愛するわが子たちが、そのようにこの地上で
苦しみ、切ない想いをして生きているのを、私はいつも見守っています
だからこそ、皆さんに今日お話ししたい、お願いしたいことは
慈悲、慈愛の心を持つということです
皆さんが日々、多くの方に出会って関わったり
色んな出来事に日々遭遇する中で
あまりにもひどい言葉を言われたり
あまりにもひどい態度で何かを示されたり
冷たい態度をされたり、深く傷つくようなことをされたり
色んなことが人生であるでしょう
しかし、それによってあなたも傷つき
悲しんだり不快な思いをしたりするかもしれませんが
まずはもちろんあなた自身がそのような想いをしたことを癒し
それを体験したことの意味を知って
そこから何を学んでいるかといったことを見ることは
もちろん大事なことですが
同時にそのような人を不快にさせたり
傷つけたりする言動や態度を持っていた方の
その迷いもがいている、苦しんでいる心を
あなたの慈悲、慈愛の心をもって、接していただきたいのです
なぜならば、あなた方と同じようにその方達もまた
人生で次々と成長のためのレッスンが与えられ
苦しんで、そして迷ってもがいているからです
ご本人は、迷いなんかない、もがいてなんかない
と思っているかもしれません
しかし、その人の魂は迷っているし、もがいているのです
先ほど申し上げたように、その人生経験を通して
謙虚に受け止めていけば、悟りを開くことができ
どんなことが起きても批判することなく
どんなことが起きてもぶれることなく中庸でいられる
そしてどんなことが起きても、そのすべてに感謝をする
それに喜びさえ見出すことができるという状態まで成長することができます
しかし、悟りを開いてそのような状態まで成長するまでの
ほとんどの方は途中段階なわけです
ですから、被害者意識をもったり、人のせいにしたり、人を批判したり
迷い苦しんでいる心から心無いことを言ってしまったり
ひどいことをしてしまったりするわけです
もちろんその人を傷つけてしまったり
ひどいことをしてしまった言動やその態度を
すべて良しとして許すことをしてください
と言っているのではありません
もちろんご本人のために
あなたの今の言動はあまりにも私を傷付けたよとか
その態度はいくらなんでもないんじゃないか、とか
その人がやったことに対して
それは気づいて改めたほうが良いのではないかなど
お伝えしてあげたほうが良いこともあるでしょう
その人のしたことではなく、その人の存在を
あなたの慈悲、慈愛の心で
慈しみ、抱擁してあげて欲しいということです
皆さんの社会に罪を憎んで人を憎まず、という言葉があります
まさにその言葉と同じことを私は言っているかもしれません
人は様々な体験を繰り返し、それによって学んでいきます
本当の意味で失敗も間違えもありませんが
人は失敗や間違えを繰り返して気づいて成長していくわけです
その体験の中で、人を傷付けたり、苦しめたり
ひどいことをしてしまったときに
その言動はしっかりとその人に違うよと示してあげながらも
その人の魂が、迷いもがいて
そして苦しい、切ない想いを抱えているので
それをわかってあげるということです
慈悲、慈愛の心でその人を受け止め、慈しみ、抱擁するとは
具体的にはどのようなことか
それは皆さん自身の中に答えがあることでしょう
私だったら人々のためにこういうことをしたい
こんな言葉をかけてあげたい
こんな時に支えてあげたい
皆さんなりに、それなりの答えがあるでしょう
それがどんな形であるにせよ
皆さんの心の中に慈悲、慈愛をもって
そのもがいてる方たちを見つめ、受け止めていただきたいのです
なぜならば、その慈悲、慈愛というものが
今この地上に欠けていると私は見るからです
多くの人々が苦しみ、もがいているけれども
そしてそれを助けたいと思う人や
また助けたい、力になりたいという心が
全員の中にもちろんあるのですが
それにしても今この地球を見るとあまりにも殺伐としていて
人が苦しんでいても、もがいていても
見て見ぬふりをしたり、もしくは気づいてもいない
ということが見受けられるのです
これはとても残念なことです
人生は様々なことがあります
たくさんの喜び、たくさんの幸せ、楽しいことだらけ
ほんとに幸せな人生というものを現実のものとすることは可能です
その状態に自らの力で自分の人生を変えることができます
しかし、そこまでは、なかなか大変な道のりなわけです
誰もがそのようなにいろんなことで苦しんだり、悩んだり
また迷ってると知らずに迷っているわけです
でもそれを気づかない、手を差し伸べることすらしない
それによって無関心、また人との距離が物理的には近いのに
心は距離があまりにも離れている、という状態から孤独感も生まれています
慈悲、慈愛の心をもって人々にその心に寄り添い
勇気づけ、力づけて、心の距離を物理的な距離以上にしっかりと
深い絆で密接なものにして
ほんとうに愛に満ちた、お互いにお互いを気遣いあう社会は
慈悲、慈愛というその心とそれを実際に行動に移すといったことがなければ
現実のものとはなりません
多くの方々が一生懸命自分にできることをしよう
人を勇気づけ、助けることをしよう
一人でも多くの方を勇気づけたい、癒したい、苦しんでる方々を救おう
そのような気高い精神、心をもって
具体的に行動に移している方も、もちろんたくさんいます
でも、現状、この社会を今日見た時にまだまだ足りないのです
だからこそ多くの方々が孤独にいます
多くの方々が、迷っています
多くの方々がその人生体験で傷ついた傷を
心に負って癒されることなく、その苦しみとともに生きています
もちろん時には一生癒えることのない傷を負って
その傷と共に生きていくということしか選択肢がないこともよくあります
その覚悟ができた時には、本当の癒しがやってきます
皆さんはそのように表面的に見たら迷っていることも
苦しんでいることも見えないように
あまりにも元気で、あまりにも笑顔で
まさかそんな風に内側で切ない想いを抱えているとは
癒えない傷を抱えて苦しんでいるとは
もしくは、自分が何者なのかつかめないでもがいている
そんな風には見えないという人が周りにいるかもしれません
でも必ず誰もがもがいていて、苦しみを抱えているものなのです
そのような方々の心に気づいてあげてください
気づいてわかってあげられるということだけでも
それがどれだけその方にとって救いとなるか図りしえません
誰もわかってくれない、誰も心に寄り添ってくれないからこそ
孤独が生まれ、人々が苦しみ続けています
理解してあげられる、わかってあげられる
その心に静かに寄り添ってあげる
たったそれだけのことが
どれだけ人々の命を、魂を、心を救うかわかりません
そしてそれは思っているだけではだめで
行動に移していただきたいのです
あなたの笑顔や、あなたの受け止める姿勢や
あなたの具体的な行動によって示していただきたいのです
もしあなたからそれを始めて
多くの人がそのように人々を気遣い
深い心の内を思いやり、受け止め、抱擁する慈愛の心で生きていったときには
本当の癒しが社会レベルで、国レベルで、世界レベルで起きてゆくでしょう
そしてお互いに許しあうことができるでしょう
人々がどんな言動をしたとしても
その人も長く見えるかのように見えて
実は短いかもしれない人生を生きているわけです
いつか悟って人生のすべてに感謝をする日が
必ずその人にもくるでしょう
それまでは、もがいて、苦しんで
そして本当の意味での失敗はありませんが、失敗を繰り返していくわけです
その失敗の一つが、その人の心のない言動となったりするのです
その人の行った人を傷つけたり、不快にさせてしまった言動を指摘しながら
その人に教えてあげながらも
その人の命や人生にあなたの慈悲と慈愛の心で寄り添ってください
あなたがもし、１日たった１人の相手にだけでも
そのような心でその人と向かい合うことができたときには
それはいずれ伝染して、世界中へと広がっていきます
自分が１日１人、たった１人のためだけにそういう行動をしても
それはとっても些細なことなんではないかと思わないでください
目の前に現れた人、今日出会った人
その日出会う人はあなたが愛すべき人なのです
あなたが慈悲、慈愛の心で愛する相手なのです
あなたが親切にすべき相手なのです
あなたが、あなたの持って生まれた素晴らしさを示し
分かち合う相手がその日、目の前に現れた方なのです
あなたは今日誰に出会うでしょうか
昨日誰に出会いましたか
明日は誰に出会うでしょうか
１日、１日、その１日というその日は
二度とやってきません
その日１日、今日という日をあなたが生きたら
もうその日は二度とやってきません
今日という１日はあなたにとって一期一会の相手です
そして今日という日に出会う方々もまた
この地球上のとてつもない数の人類がいる中で選ばれて
あなたに出会うべくして、あなたが愛すべき相手として
あなたの人生であなたの目の前にやってきてくださった方なわけです
あなたがあなたのすべての素晴らしさを見せる相手なのです
そしてあなたが、その人のすべての素晴らしさを受け止める、その相手なのです
それぐらいあなたの人生にやってくる方というのは
選ばれて、意味があって、タイミングもすべて意味があって
あなたの人生にやってきているのです
その方とは、その日出会ったら、もう二度と出会わないかもしれません
今日、目の前にやってきたその方に、あなたはどんな言葉をかけますか
どんな表情でその人を見つめますか
仕事で出会った方であれば
ただ用件だけ済ませて、さよならしますか
それとも、その人のすべてを愛し受け止め
その人の素晴らしさをあなたの目で見て、ご縁があってこの方と出会えた
そのご縁は素晴らしいなとそのご縁に感謝しながら
その出会えた相手の方に感謝をして仕事をしますか
あなたの心の持ちようによって
今日出会う方との時間、そこで生み出されるものは
雲泥の差が出てきます
あなたが慈悲、慈愛の心をもって
出会うすべての方にその心で接し、関わり、
その瞬間瞬間を二度とない瞬間として大切に生きていったときに
あなたの世界がすべて変わります
そして何よりも、あなた自身がまったく変わっていきます
あなたに喜びが生まれ、あなたの与えた愛が
あなたにもまた返ってくるのです
慈悲、慈愛の心で出会う人ひとり一人の方を大切に生きていくという
その心が実際にはあなたを救うのです
そのような心があなたを変えていくからです
慈悲、慈愛、繰り返し今日は皆さんにお伝えした言葉ですが
その慈悲、慈愛とは何なのか
自分にとって慈悲、慈愛の心で生きるとは何なのか
それを是非深く考えて
あなたなりの答えを見つけていってください
そして是非それを行動に示していってください