チャネリングメッセージ

女神イシスのメッセージ 12月17日瞑想会 「育む・育てる」

私はイシスと申します。

このチャネラーを通じ
私は本日母としてわが息子ホルスの母として
お話をさせていただきます。

皆さんは肉体を持って人生という道を生き
あらゆる学びをする選択をされているわけですが

その人生という旅路の中で
必ず「育む」「育てる」という学びがどこかでやってきます。

もしご自身のお子さんを持たれる機会があれば
お子さんを育てるということで
その学びがやってくることもありますが、

お子さんがいらっしゃったとしても
いらっしゃらないとしても

必ず何かを育てる何かを育むという学び、
宇宙からのレッスンがやってきます。

皆さんそれぞれの人生において
育てる、育むということが
どのようなかたちで起きているでしょうか。

ときにそれは1つや2つではなく
いくつものテーマでいくつかの形態で、

また時期もそれぞれ異なる時期に
やってくることもあります。

育む、育てるという経験を通してこそ
あなた方はさらに大きく成長することができ、
そして自分を知ることができ、

自分の地球に生まれてきた真の神の力を発揮し
目覚めさせることができます。

今この瞬間に皆さんの人生で、育む、育てるというお役目が
どのようなかたちでやってきているか、

またこれまでやってきたかを思い出し
その経験に思いを馳せてみてください。

何かを育てる。

人を育てる。

また人以外でも何かのプロジェクトやものごとを
育む、育てるということは容易ではないでしょう。

悩むことも何度もあるでしょう。
難しさを感じることもあるでしょう。

思い通りにいかないことも普通に多々あります。

育む育てるという経験、体験はそう簡単でありません。

今それを思い出してください。

どのようにそのお役目を経験してきたか
思いを馳せてみてください。

と、このチャネラーを通じて申し上げた今この瞬間に
皆さん方の中に辛い想い、大変だったという想いや感情、

ものすごく難しかった、困難を感じた、
一筋縄ではいかなかったという想いのが
強くよみがえってきたかもしれません。

しかし育てる、育むという経験をすることによって、
その経験をした皆さんはつくづく実感されているとは思いますが、
あなた方が結果的に育てた相手は実際には自分自身です。

育てるその対象、それが人であれプロジェクトであれ
仕事であれ、何かの分野や業界であれ、

その対象に対してあなた方が一生懸命降り注いだ
愛情や知恵や時間や労力、献身によって結果的に育ったのは
あなた自身ではなかったでしょうか。

もちろんあなたが一生懸命育てた相手も
その人なりに、そのプロジェクトなりに
立派に成長していかれたことでしょう。

しかし育てるという経験をすることによって
1番成長するのはあなた方自身です。

ではもう1度お聞きします。

これまでまたは今、あなた方が育てている人やものごと
そこには途轍もない時間や労力、愛情、
たくさんの知恵を注がれ、

またたくさんの難しさを感じ
悩むことも多々あると思いますが

その育てる育成するという経験によって
あなた自身がどれだけ成長し
どれだけのことに気づきを得て変化したかということに
今度は想いを馳せてみてください。

育てる、育むという経験によって
どれだけ自分の器が大きくなったか。

どれだけ自分が成長したか。

どれだけ賢くなったか。

どれだけ強くなったか。

どれだけ忍耐強くなったか。

どれだけ優しくなったか。

どれだけ受容性が深まったか。

改めて気づかれるのではないでしょうか。

育てる、育むという経験によって
実際には自分自身の成長がそこで起きているのです。

育む、育てるという経験をさせていただけるということは
自分自身の大きな大きな成長のためにも
それが完璧なタイミングで自分の役割としてやってくるのです。

お子さんを育てること。

後輩たちを育てること。

あなたが関わる分野、業界を育てること。

また植物や動物を育てることも育てる経験の1つです。

お花や植物お野菜など育てるときに
その喜びを感じられたのではないでしょうか。

そしてときに育てる難しさを
感じられたこともあるのではないでしょうか。

また動物たちとご縁がある方々は
動物たちを家族として育てることの難しさや
またお世話をすることの大変さ。

また可愛がって育んでいくことによって
あなた自身がどれだけ癒され満たされ
そして愛するという対象が自分の世界に生まれた喜び、

そして至福感、満たされた感覚を味わった、
もしくは味わっているのではないでしょうか。

育てるという機会は必ず人生でやってきます。

1回や2回ではなく
対象が異なった状態で何度もやってきます。

もしそのような機会がやってきたら
それを面倒くさいとか大変だとか
それを拒否しないでください。

もちろんそれには大きな労力と責任が伴い、
また、育てるということは時間がかかるということなので

根気強く向き合っていく、
何があっても向き合っていく覚悟、
そしてそこから逃げないという
コミットメントが必要になります。

必ず悩むでしょう。
必ず難しさを覚えるでしょう。

一筋縄ではいかない、思い通りにいかない
ということを必ず経験するでしょう。

自分の思った通りに相手は成長しないという体験を通して
何をあなた方は学ぶのでしょうか。

それは、相手に期待しない、
期待を手放すということを学ぶのです。

相手には相手の個性があり
相手ならではの価値観や成長のペースがあります。

あなたの成長のペースと
成長の仕方とは違うのです。

自分と異なる個性、感性を持った方たちを育てるというのは
自分の成長の仕方とは違う成長の仕方が適している場合もあり
一筋縄ではいくものではないのです。

もしあなたがこのように成長すべき
こうすれば成長できるという
あなたの中の答えを相手に求めたとき
それは期待となりエゴになります。

もしあなたが相手に対して期待をし
あなたのそのエゴから
あなたの望む通りに変化してほしい、成長してほしい

こうあってほしいということを前提に
あなたが相手に関わったとき

そのあなたのエゴにより
相手もあなたも苦しむことになります。

育む、育てるという経験は
あなたとは違う個性を理解する、

あなたとは違う個性が
どのように最もよきかたちで成長するかを
あなたが学ぶ機会なのです。

そして相手にとって最もよい成長の仕方を手伝う
そしてその方法を試行錯誤しながら見つけていくのです。

そして相手に一切期待しないということです。

自分の期待というエゴを手放すというのは簡単ではありません。

相手を愛していて相手によい方向へと成長してほしいと
真に願っているからです。

だからこそあなたが見つけたよきものを相手に与えたいと
純粋に悪気なく誰もが願ってしまうものです。

しかしそれが相手に対して苦しみとなりプレッシャーとなり
息苦しさとなることが多いのです。

育てる、育むというお役目の中で
いかに自らのエゴと期待を手放すか、

相手の違いを尊重し相手にとって何がベストかを見極め
そのために自分が何ができるかという方向に
自らを成長させていく機会でもあるのです。

そのように育てる育むという経験は
自分の成長、自分の真実を生きることを最も邪魔し

自分が闘わなければならないエゴというものを
手放す助けをしてくれる機会にもなるのです。

自分の成長を邪魔するエゴといかに闘い
そのエゴに打ち勝つかということが
どれだけ大変かということを

そのテーマに取り組んでいらっしゃる方は
実感をされていることでしょう。

育てる育むという自分以外の誰か自分以外の何かに
自分の愛や知恵や時間や労力を注いで
相手のために献身するという、

その根気強い地道な道のりによって
あなたのエゴに打ち勝つということも
その学びの中にしっかりと含まれてくるのです。

それは本当に簡単ではありません。

しかしそこに気づいてそれを理解して献身したときには
相手の方もあなた自身も成長し満たされ幸せになり、

そして相手の方もあなた自身も
自らの個を生かす方向へと発展していくことができるのです。

そしてあなたのところに
お子さんであれ後輩の方であれお客さんであれ
あなた方の後継者や後輩となる方々であれ、

次の世代の方であれ、また仕事やプロジェクトであれ
あなたがご縁あって育てる育むということを
させていただくご縁を得た相手の方やものごとというものは

あなたから得るものが必要であるため
あなたのところにやってきます

ですのでご縁あって
あなたを親として選んでくれたお子さんに対しても

あなたの後輩や後継者として
あなたとご縁があってあなたの世界にやってきた方々も

あなたが手掛けるべくしてあなたのところにやってきた
お仕事やご縁のある分野や業界も

あなたが提供できる愛や力や光や叡智や
あなたが持ってる独自の美しさを
その人たちやそのものごとが必要としてるのです。

あなたにしか提供することができない愛、
あなたの神としての特質、

あなただからこそ持っている叡智、あなたの優しさ
あなたの言葉を必要としている方たちがいるのです。

あなたの献身によって成長し発展していくことができる
プロジェクトや業界や分野があるのです。

あなた方の存在によって救われる方たちがいるのです。

あなた方がご縁あって関わっている人々や
あなたを親として選んでくれたお子さんや

あなたのところにあなたを求めてやってきてくださった
お客さんや後輩の方々や、また友だち、

そのご縁あってこの人生で出会った方々に
あなたの素晴らしさをもってどれだけの愛を与えていますか。

あなただからこそ提供できること
あなただからこそ力になれることがあるからこそ
そのご縁が生まれています。

あなたがそれを知らなくとも
認めたくなくても自覚がなくとも

あなたは多くの人々や周りを幸せに豊かに
そして成長していくために
力になることができる存在なのです。

誇りを持ってください。

自信を持ってください。

ほかの誰でもなくあなたを必要として
あなたのところにやってきているのです。

あなた方があなたの持てる全てをもって
あなたの独自性やあなたならではの美しさをもって

ご縁ある方々に愛や光を届け、
愛の言葉を語り、愛の行動をとり
相手のために力になれることを行動し献身したとき
あなた方の内側で母性、父性が目覚めます。

あなた方の中で、母、父という神のその側面が
開かれていくのです。

あなた方の内なる母、父が目覚めたとき
宇宙の究極の母へと帰還することができます。

あなた方が選んでやってきた宇宙は
対極の2極性によってできている宇宙ですが
2極に分かれる前という領域がありそれはまさに母なのです。

宇宙原理、女性性の原理でもあります。

まず最初に生み出すものがあり
生み出されたものが2極に分かれています。

2極に分かれるそのもとは母なのです。

あなた方が人生体験で
育む育てるという経験を通して成長するとき
内側でその宇宙原理の母が目覚めるのです。

それはあなた方の神という真我への帰還でもあり
神の目覚めの中の最も深い究極の部分が
目覚めることでもあるのです。

そのためにも単なる自分自身の成長のためだけでなく
宇宙の究極の全てのもとの母という
究極の神の核となるものが
あなた方の中で開かれる必要があり、

それこそがあなた方の霊的な成長の中の
とても高い領域の大事なプロセスであり

そのためにも育む育てるという体験が
人生でやってくるのです。

育てる、育むという経験は多くの困難を伴います。

これからも何度も苦しむでしょう。
難しさを覚えるでしょう。

しかしその経験を通してこそできる成長があり
神の根源へと帰還するプロセスでもあり、

そしてあなた方が与えられる全てを
愛として光として周りの方々へと届けることができる
あなた方の聖なるお役目でもあるのです。

育む、育てるという経験をどうかそのように捉え
人生の大事なこととして覚悟して
これからも真摯に取り組んでいってください。