女神イシスのメッセージ 2月1日瞑想会 「個を得た理由」
私はイシスと申します。
このチャネラーを通じて 皆様にお話をさせていただけますことを光栄に思います。
天からやってくる光を受け取ってください。
みなさんに常に天界から光が降り注がれているということはご存知でしょうか。
空を見上げると、太陽からの光が地上を照らし、みなさんを照らし、
陽の光のもとでみなさんがこの地球上で生活をすることができるよう
そのために降り注がれている明るい光を見ることができますが、
その太陽の光に象徴される光とは、
地球、人類へ与えられている神からのギフトです。
太陽の光を、その光の中にある神聖な神からのギフトを受け取っているでしょうか。
陽の光が日中現れ、大地を照らし、
日々、活動ができるように明るく照らしてくれる。
それはこの地球上で毎日起きる、当たり前の現象である。
そのように捉えていないでしょうか。
よほどの天変地異がない限りは、当然、
地球の自転が繰り返され、1日1日のサイクルが毎日繰り返され、
そのサイクルの中で、毎日毎日、陽の光がこの地上へ、そしてみなさんへ届けられます。
その陽の光に象徴されるように、神から、天界から、
光というとても大事なものが、毎日毎日みなさんへたらされているのです。
それを日々受け取っているでしょうか。
みなさんは、光を求めているでしょうか。
みなさんは、陽の光を、神からの光を求める必要があります。
光がなければ生きていくことができないからです。
想像してみてください。
陽の光が全くなく、暗闇の中でこの地球上を生きていくとしたら、
当然のことながら心も病んでいくでしょうが、
生物学的にも、みなさんがいただいた肉体という生命体に不都合が起きていくでしょう。
みなさんが受け取った肉体は、陽の光を受け取るということが必要で、
それによって機能する仕組みを持っているのです。
みなさんの肉体そのものが光を必要としている、そのようにできているのです。
太陽光を生物学的に必要としているというだけでなく、
神の愛、神からの救い、神から与えられるものをみなさんは必要としているのです。
陽の光が全くなくなるとしたら、
それは神の愛が全く受け取ることができなくなるということでもあります。
そのような状態になると、みなさんの心も精神も病んでいき、
肉体的にも不都合が起きていくでしょう。
神からの愛が無くなった時には、究極の孤独に追い込まれるでしょう。
実際に、太陽光が降り注がれる時間、日照時間がとても短い地域がこの惑星には至る所にあり、
その地域に住む人たちは、他の地域の文化圏にないほど鬱になりやすく、
精神を病みやすく、そのための対策が医療として確立されているほどです。
それほどまでに、みなさんは神からの愛を、陽の光を絶対的に求めなければならず、
絶対的に受け取り続けなければ、生物学的にも、
そして心、精神のレベルにおいても生き続けることはできないのです。
神はいかなる時もあなた方を愛しています。
神々が あなた方を愛さないということは一瞬たりともありません。
そしてみなさんは、霊的にも物理的にも、受け取った肉体の生物学的にも
神の愛、光を必要としており、光なくしては生きられず、 機能しないようになっています。
神の愛とは、全てを生み出す母なる女性原理のようなものであり、
みなさんは生み出された、 創造された存在であるが故に、母を本能的に常に求めています。
母を求めてよいのです。
母を求めなければ生きていくことができないのです。
それは、全てを生み出した大元へ帰還したいと願う、
みなさんの本能から来ているものでもあり、
また、自ら願ってここにやってきたにもかかわらず、
分離された状態がとても苦しく、ワンネスの中に戻りたいという霊的な欲求でもあります。
人間を体験するということは、神の完璧な状態ではない不完全な状態を
体験したかったという理由によります。
そして、神と完全に1つであり、分離がないという状態から分離したということは、
分離しなければ何者かになることができず、
また、分離をしてこそ表現できる神の特定の質というものを
みなさんが持っているということです。
ですから、分離をして、ワンネスという完全性から離れ、不完全性を体験する、
「個」を持ち、 ここにいるということは、
個を持たなければ表現することができない
みなさんそれぞれが自分にしかない独自性を持って表現する作業が
使命として備わっているからです。
「個」を持った、分離したということは、孤独ではありますが、素晴らしい機会です。
自分にしか表現することができないものを表現した時、
全ての人々が自分にしか表現できないものを内在していることを思い出し、
自分の表現を徹底的にこだわり行っていった時に、真の調和が生まれます。
全ての「個」がその独自性を持って表現をした時に、
それぞれの異なる「個」の表現が1つの集合体となり、次の世界が確立されるのです。
故に、分離、そして不完全性=ワンネスである神との統合から離れたところにいるということは、
孤独で、時に辛い、苦しい旅ではありますが、
「個」の状態でなければ成し遂げることができないあなた方の芸術が、
あなたによって表現されることを待っているのです。
みなさんそれぞれが生まれ持つ、自分にしか備わっていない特別性というのは何なのか。
他の誰も、あなたのためにそれを表現することはできません。
みなさんは、自身の「個」を愛してるでしょうか。
あなたにしかできない表現を、 人生のあらゆるところで行っていくことを意識していますか。
取り組んでいますか。それを大事にしていますか。
自らの「個」の表現の集合体が、新しい世界を作るのだということを忘れていませんか。
自分の表現を抑えていませんか。
新たな世界を作るためには、1人1人の「個」が完全に開花し、
その表現がこの地上で権限されることなしに起きないということを知っていますか。
神から分離したということ。
孤独な旅、それは寂しく辛いものでしょう。
どれだけ愛する人たちと一緒にいても、
自分の人生を生きるということは、必ず孤独がつきまといます。
人との関係性が希薄となって、孤独を感じるという人間レベルのことではなく、
何の不自由もない、 完全であり満たされていたワンネス、
神と1つであるというところから分離したこと自体が、みなさんに孤独を生むのです。
不完全性を体験したくて来たので、完全であろうとする向上心が生まれ、
望みが生まれ、情熱が生まれます。
危険なのは、不完全な自分に対してジャッチメントを下したり、
未熟だ、ダメだと卑下してしまうことです。
不完全であるからこそ、 自己表現の大きな意欲が湧き立ちます。
自分にしか咲かせることができない自らの花はどのようなものでしょうか。
どのように、みなさんそれぞれの「個」を生かし、それを世界に示していきますか。
みなさんそれぞれの表現無くして、新しい社会は創造できません。
みなさんお1人お1人のアートが、表現が、神の「個」の顕現が、
この地球を満たしていった時に、新しい素晴らしい世界を目の当たりにすることができるでしょう。
自らの「個」を磨き、目覚めさせ、その「個」を生き、表現する。
自分にしか生きることができない生き様について徹底的にこだわり、
それを日々、瞬間瞬間、生きる。そのような、自分自身を本当に生かす生き方を、
どうか今一度その重要性を思い出し、そしてそれをしっかり意図して、この地球上で生きてください。
自らの唯一無二の「個」を表現する、そのような 役割がなければ、
「個」を持つ意味がなければ、「個」を得ることはなかったでしょう。
分離することもなかったでしょう。
至福の状態で、完璧で、完全に満たされ、何の不自由もなく、
私はこのままで結構ですと言っていたかもしれません。
しかし、あなた方は分離したかったのです。
自分になってみたかったのです。
自分にしか表現できない表現をしてみたいと願ったのです。
だからこそ、ここにいるのであり、その任務があるのです。
自分を蔑んだり、見下したり、敬わなかったりした瞬間に、
新しい時代を担う重要な一員として、
自分にしか成し遂げることができない素晴らしい表現があるにもかかわらず、
その役割を放棄し、そこに蓋をしているようなことになります。
自らを低く言うことは金輪際やめてください。
みなさんには重要な役割があり、意味があったからこそ、「個」を持ち、分離をして、
再びワンネス=神との統合、完全性へと帰還する旅をしているのです。
その帰還には、自らの「個」の表現、自らのアートを顕現することです。
それを蓋しようと邪魔する、ありとあらゆることに負けないでください。
騙されないでください。
あなた方1人1人の「個」の美しさ、素晴らしさがなければ、
その表現や顕現がなければ、新しい世界はまた1歩、2歩、遠のくでしょう。
自らの神のエッセンスの表現者としてここに生を受けたことを、
どうか忘れないでください。