チャネリングメッセージ

女神イシスのメッセージ 10月9日瞑想会 「真の芸術」

私はイシスと申します
このチャネラーを通じ
お話をさせていただけますことに
感謝申し上げます。

私が、皆さん方が古代エジプト文明と呼んでいらっしゃる
その人類の歴史のときに深く皆さまに関わっていたわけですが、
その頃の文化、人々の生活、習慣、
そういったことを皆さんはご存じでしょうか。

私が強く特に関わっていたその時代だけでなく
皆さんがご自身たちのルーツを探るとき、

人類としての命を受け継いできた長い歴史をさかのぼって
探求していったときに知ることができる
太古の人々の生活や文化というものが
どのようなものであったかご存じでしょうか。

教育という分野においてさまざまな情報が受け継がれ伝えられ
皆さんはそれらを学んだことでしょう。

どの地域でどれぐらいの長さで発展した文明なのか、
どのような生活をしていたのか、

それは学術的に情報として、知識として
伝えられてきたものでした。

もちろんそれらは実際にそうであった事実が
含まれているものもありますが、
このように伝えようと意図されて
整理された情報が伝えられています。

もちろん実際にどのような生活を人々がしていたのか
どのような文化であったのかといったことは
肌で感じることはできないので
受け取った情報を基に想像するしかありません。

あるいはその太古の文化が
遺跡としてこの地上に残されている場合、
そこに行って古代の人々や生活に思いを馳せて
イメージをしてみるということもできるでしょう。

しかし実際に本当にどうであったかというものは
なかなかやはりつかみにくいものです。

しかもこのような文明だったと人々に伝え教育しようという
それを伝える側の意図もそこに加わります。

またご存じのとおり同じ歴史でも
どの観点から見るかによって印象が全く変わります。

皆さんの人類の歴史においては
さまざまな戦争が繰り返されてきました。

戦争というのは戦いであるがゆえに、
勝って終わる国もあれば、負けて終わる国もあります。

その戦争は、勝った国からすれば
栄光ある素晴らしい歴史となりますが
負けた国からみれば悔しい、切ない、つらい傷となります。

そのように同じ現実でもどこから見るか
どのような観点を持つかによって
印象も捉え方も事実も全く違って見えます。

ですから皆さんが長い歴史の中で
地球上のあちこちで栄えたさまざまな文明について
学術的に情報として受け取ったものだけでなく、

想像力を働かせてそして世の中に受け継がれている
入手可能な情報によってそれが余計な先入観、
余計な概念とならないように柔軟性を持って、

想像力を働かせて実際どうであったかということを
イメージを膨らませていただければと思います。

私がこのチャネラーを通じて今日お伝えしたいのは、
特に私が強く関わった皆さんが
古代エジプト文明と呼ぶ文明はもちろんのこと、

そのほかのいくつかの
地球上で古い時代に栄えた文明について
少しお話をさせていただきたいと思います。

それぞれの文明において語りたい、伝えたい
実際こうであったというお話はたくさんしたいのですが、

その中で本日はこのチャネラーを通じて
どうしてもお伝えしたいことがあります。

それは芸術というものについてです。

皆さんは今この現代社会
この地球上の長い歴史の
今この時代においてどのように日々、
芸術と携わっていらっしゃいますか。

皆さんは芸術を何か自分なりに
表現したりしているでしょうか。

皆さんの毎日の人生のごく普通のこの生活の中に
どのように芸術に触れていらっしゃいますか。

芸術だと思って触れているものの中に
本当に皆さんの魂を養い
皆さんの真実を目覚めさせる
本物の芸術に触れている機会はあるでしょうか。

それとも触れていても何の変化も起きない
何の感動も起きない、何の目覚めも起きない、癒やされもしない、

そのような芸術だと思い込んでいる
芸術ではないものに触れているでしょうか。

今このお話をしているのは、
先ほどこのチャネラーが新しい時代を迎えるにあたって
今、厳しいときであると、

それを善きかたちで乗り越えられるよう
新しい時代を迎えられるように勇気づけてほしいと
そのためのアドバイスがほしいという想いが
このチャネラーから伝えられたので、

それを助けるべく
とても大事な皆さんに今ここで改めて
思い出してほしい芸術についてお話をしています。

この長い歴史の中で
古代文明と呼ばれる時期など
太古には本物の芸術が存在していました。

芸術あってこその生活がありました。

芸術とはさまざまな解釈、説明ができるかと思いますが、
私から今日お伝えしたいことは
神とともにあるものが芸術であり
神を目覚めさせるものが芸術です。

皆さん方、肉体を受け取って
人間としてこの物理世界を生きている皆さん方は、
長い旅を経てこの物理世界というものを
体験したくてやってきています。

皆さんが旅行に行くときわくわくしますよね。

どんな楽しい体験ができるか、
旅というものはとてもうれしく楽しいものですよね。

その感覚と似ています。

皆さんは肉体を受け取って
物理世界を体験できるということを
わくわくして楽しみにやってきました。

しかし肉体を持ったからこそ体験できる
素晴らしい経験がここでできるのは事実ですが、

長い旅を経てやっと来たけれども
実際には神から1番遠いところに来てしまったのです。

ゆえに喜び勇んで来たけれども
どこか魂がふるさとを懐かしがる
どこかふるさとに帰りたいというそのような魂の感覚が
皆さんの深いところに眠っているのです。

そこから芸術は生まれました。

神を求める歌

神をたたえる踊り

神と言葉を交わすための表現

芸術というものは神に捧げられ
神と宇宙と天と1つとなるための手段として
人々が魂からあふれるものを表現し
また神を地上に降ろすために行ったものでもあるのです。

芸術はとてもスピリチュアルなものであり
皆さんが自らを救ってきたものでもあるのです。

皆さんの人生の中で本物の芸術に触れたことが
何度かあると思います。

雷に打たれたような
ものすごい衝撃が走りませんでしたか。

人生ががらりと変わりませんでしたか。

眠っていた自分がようやく
目覚めたような感覚しませんでしたか。

それまでの自分と全く違う自分へと
変容しませんでしたか。

真の芸術とはそれぐらい人々の中の
神の真実を目覚めさせ、たたき起こすものでもあるのです。

真の芸術とは、魂が揺さぶられ
言葉にならない感動を覚えるものなのです。

まやかしの中から真実が目覚める、
その力が芸術にあるのです。

そのような本物の芸術に触れていますか。

また皆さんが全身全霊をかけて
自分の志を持って、強い信念を持って
自分の持てる全てを喜びをもって表現するとき、
それがあなたの芸術となります。

あなた方はこの地上に降り立った
芸術家、アーティストなのです。

自分の生まれ持った、自分だからこそ持っている
自分独自の素晴らしさを自ら愛し、育み

その独自の素晴らしさを喜びをもって
自分なりにあらゆるかたちで
全身全霊で真剣に表現するのです。

それは自らのビジネスとして
かたちを取るものかもしれません。

実際に歌や楽器

ダンス、舞

絵、ファッションといったかたちで
表現されるものかもしれません。

あなたがあなたの真実を全身全霊で真剣に表現するとき、
そこにあなたの芸術作品が生まれるのです。

それが、あなたが真剣であればあるほど
あなたの真実がそこに表われているほど
それは天と地をつなぐものとなり、

そしてそのあなたの芸術に触れる人々の
内なる神が目覚めるものとなるのです。

あなた方はそのような芸術を人生で表現していますか。

またあなた以外の方々の
全身全霊が震えるような魂からの表現を
見たり、聞いたり、味わったり、
体験したりしていますか。

またはこれまでの歴史上で
命を懸けて表現をしていった
多くの偉人たちの芸術作品に触れていますか。

自らの真実を生きるとは
自分にしか表現することができない
芸術を人生で表すことです。

そしてそれができた方々が
素晴らしい作品を歴史の中で残しています。

彫刻かもしれません。

絵かもしれません。

ダンスかもしれません。

素晴らしい楽曲かもしれません。

ファッションかもしれません。

建築物かもしれません。

人々を救う何かの思想や教育かもしれません。

人々の成長を促す素晴らしい技術かもしれません。

今一度あなた方がこれまでの人生で
魂が衝撃を受けた本物の芸術とは
何だったか思い出してください。

そしてそのような自分の真実に戻ることができる、
それを助ける本物の芸術に触れてください。

芸術という名ばかりで人々の神を
目覚めさせることができない質の悪い
芸術のふりをしたものが世の中にいっぱいあります。

本物を追求してください。

そして自らも本物の芸術を表現してください。

そのためには自分の真実を
徹底的に追求することから始まります。

自分自身が真実の自分に出会えてないと、
自分の真実が隠された
間違った自分のイメージで生きていると、
それを基に表現することしかできません。

皆さん方のこれまでの人生そのものも
振り返ってみてください。

素晴らしい芸術作品に触れて目が覚めたような
素晴らしい体験をしたことだけでなく、

自分がこんなことを成し遂げることができた、
自分がこんなものを生み出すことができた、
そのように本当に誇りを感じるぐらい
素晴らしい表現を成し遂げることができたことが
きっとあるはずです。

まさに自らの神業を発揮できた
その瞬間があったはずです。

常に自らの最高の芸術を日々の人生に表現していく、
それを理想でなく実際に行動して表していく、
そして本物の表現に触れていく、
それこそがこれからの時代の理想的なかたちです。

誰もが自分に表すことができる
最高の自分の質を人生で生かしている
そしてこれが私が表現できる世界だという世界を
全身全霊で喜びをもって表している

誰もがそのような生き方をしていくことが
可能なときがやってきており、
それはまさに目の前の現実の世界として
いくときがやってきているのです。

素晴らしい芸術作品に触れるだけでなく、
自分自身も素晴らしい芸術作品を表していくのです。

自分のお部屋の世界観でもいいでしょう。

生きざまでもいいのです。

まさにあなた方の人生そのものが芸術作品なのです。

そういったことを意識せずに
毎日の普通の生活というパターンを
繰り返していくと何の作品も生まれません。

作品は時間をかけて練っていって
表すことができるものもあれば、
今この瞬間から表すことができるものもあるのです。

あなたの世界の表現を私は待っています。